琉球新報社 
【与那原・西原】東海岸地域の景色や観光スポットなどをサイクリングで巡りながら楽しむイベント「サンライズライド2022」（東海岸地域サンライズ推進協議会主催）が5、6の両日、開催された。5日は与那原町東浜の与那古浜公園に親子連れなど定員の15人が集まり、寒空の下、与那原町、西原町内の10～15キロコースを快走した。参加者は東海岸の景色を見たり海風を感じたりしながらサイクリングを楽しんだ。
ルートは与那古浜公園から与那原町板良敷の海岸、西原町東崎の西原きらきらビーチを通り、小波津のさわふじマルシェを折り返した。出発前にはリオ五輪の自転車ロードレースに日本代表として出場した内間康平さん（33）らが、自転車の安全な乗り方や走行時の注意点などを参加者に伝え、パイロンを使った「ジグザグ走行」や「一本橋」などの練習も行われた。
久手堅祐大さん（11）＝那覇市立識名小5年＝は母・奈々枝さん（46）と一緒に参加した。祐大さんは「車のそばでこぐ時は少し怖いと感じたけど、とても楽しかった」と笑顔で語る。奈々枝さんは「息子の自転車を買う前に親子で乗り方や運転時のルールを知ることができてとても良かった。またぜひ参加したい」と語った。6日の参加者は中城村と北中城村を巡った。
20日には4町村を巡る30キロコースも行われる。集合場所は中城村護佐丸歴史資料図書館。受付時間は午前8時～8時半。問い合わせは県サイクルスポーツ振興協会（電話）090（8294）3255。
（金城実倫）
