【本部】第2回もとぶ八重岳新緑まつり(主催・本部まつり実行委員会)が19日、同町の八重岳桜の森公園を主会場に始まった。31日まで。八重岳の緑の自然を通して心身ともにリフレッシュを図ることが狙い。4キロ余りの沿道には約7千本のヒカンザクラが緑色の葉を付けて八重岳一帯の木々が新緑に包まれた。
オープニングセレモニーでは、実行委員によるテープカットに合わせ、もとぶ放課後児童クラブの児童27人による、くす玉割りがあった。「さくらをありがとうお礼肥入れ」では、本部町産のもとぶ1号のたい肥を同クラブの子どもたちと大人たちが一緒になってサクラの根っこの方に「来年もまたサクラの花を咲かせて」とお礼肥を入れた。
ノルディックウオーキングは桜の森公園スタート・ゴールで、新緑トンネルコースが3.2キロで喜仙川原展望台折り返し、新緑満喫コースが5.5キロで八重岳頂上折り返しの2コースに約40人が参加した。
各コースそれぞれ新緑の中を歩き、爽やかな汗を流した。沿道のサクラには、かれんで明るい赤色のサクランボも実り自然を満喫しながらウオーキングを楽しんだ。
平良武康町長は「今年の桜まつりには14万人の来町者があった。イベントで町全体がテーマパークになりつつあり町に新しい成長がある」とあいさつした。
(上間宏通信員)