「何度見ても感動」 満月の夜、サンゴ産卵 渡嘉敷


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
満月の夜に大量に産卵するミドリイシサンゴの仲間=19日、午後10時40分ごろ、渡嘉敷村の阿波連ビーチ(松田崇さん撮影)

 【渡嘉敷】渡嘉敷村阿波連ビーチの海中で19日の夜10時ごろからサンゴの産卵が始まり、地元ダイバーらが満月の夜の神秘的な光景を堪能した。阿波連のダイビングショップ「リラックスアイランド」代表の松田崇さんが観察し撮影した。

 サンゴは5~7月の大潮や満月前後の夜に、卵や精子を一斉に海中に放出し受精する。松田さんは「午後10時ごろから今年最初のミドリイシサンゴの産卵を確認した。何度見ても感動する」と声を弾ませた。
 (米田英明通信員)