【南城】ウークイ(旧盆最終日)翌日の13日、南城市知念知名区(仲宗根清区長)では200年以上続く伝統行事「ヌーバレー」が催された。道ジュネーでは、区民たちが三線やどら、太鼓を鳴らして集落を練り歩き、拝所での御願の後は棒術や踊りなどが披露された。3年ぶりの舞台公演では、集落に住む若者らを中心に、村芝居「長者」や区の伝統舞踊「胡蝶の舞」「仲里節」などを披露し、集まった約200人の観客を魅了した。舞台に立った比嘉琉恩(りおん)さん(17)は「昔からある伝統行事を、コロナによって絶やしてはいけない。3年ぶりに舞台公演ができて本当に良かった」と熱く語った。ヌーバレーの様子を写真で振り返る。
(撮影・小川昌宏、金城実倫)