【渡嘉敷】渡嘉敷村の座間味昌茂さん(81)の自宅に隣接する畑で、1年前から自生しているパパイアが大きく育ち、1株に70個のナス型の青い実が鈴なりになった。「島でこんなに実がなったパパイアは珍しい」と地域の話題になっている。
座間味さんの妻文子さん(81)が昨年の夏に畑の隅に芽を出している小さなパパイアを見つけ、大事に見守ってきた。すくすくと成長し、実を多く付けたという。
座間味さん夫婦は「カラスなどの鳥が種を落としたのではないか。こんなに実がなったパパイアは初めてだ。台風がないので順調に育ったのでは」とびっくりした表情で話した。
また、同畑に生育するあと1株のパパイアにも丸型の実が鈴なりになっており、通りがかりの島民もパパイアを見て「すごい! すごい!」と声を上げていた。
(米田英明通信員)