【本部】タピオカウツボが本部町の沖縄美ら海水族館で展示されている。生体展示は国内初。薄い褐色の体に2~3列の黒っぽい斑点模様が並んでいることから名付けられた。タピオカ入りミルクティーのような色合いから“インスタ映え”も狙えそうだ。展示されているウツボは全長約40センチ。今年7月、沖縄島北部で観光客によって釣り上げられた。
財団総合研究センターの宮本圭さんは「タピオカのような模様をしている理由は不明だ。飼育展示を通して生態の解明を進めたい」と話している。「サンゴ礁の小さな生き物コーナー」で来年3月末まで展示予定。
(長嶺晃太朗)