ランタンフェスに九份、故宮博物館…台湾エバー航空が視察旅行で紹介 沖縄から「コロナ後」見据え7人参加


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台湾を代表する観光地「九份」の街並み。赤い提灯が映える=8日

 台湾の航空大手エバー航空の主催する台湾視察旅行が7日~9日まで行われ、沖縄県内の旅行代理店関係者ら7人が参加した。参加者らは台北市を中心に主要な観光地を巡り、コロナ禍を経てのアウトバウンド(海外への旅行客)需要を見据え、視察を行った。

 エバー航空は現在、台北(桃園)―那覇を毎日1便ずつ運航している。一行は7日の午前10時15分に那覇を出発し、現地時間同10時55分に到着した。帰りは台北を午前6時55分に出て、那覇に同9時15分に到着した。台湾との時差は1時間で、実際の飛行時間は約1時間20分となる。

 視察の目玉となったのは、台湾観光局が19日まで開催しているランタンフェスティバル。1990年の開始以来、毎年台湾の各都市で開催されている。コロナ前は1日当たりの来場者数が100万人以上となった大規模イベントで、5日は65万人が来場した。

 一行はほかに、九份や故宮博物館などを訪れた。視察の様子を写真で紹介する。

(與那覇智早)

 

ランタンフェスティバルでは、その年の干支がメインランタンとなる=7日、台北市
願いを書いたランタンを飛ばす観光客ら=8日、十分
ランタンフェスティバルに並ぶランタンとともに写真撮影を行う子どもたち=7日、台北市