700匹の金魚とアートが生み出す「竜宮城」 29日から、沖縄・名護のネオパーク


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金魚とアートの企画展「琉球金魚伝説」でメインの展示となっているリュウキンの水槽=26日、名護市のネオパークオキナワ

 【名護】名護市の観光施設ネオパークオキナワは29日から企画展「琉球金魚伝説」を開始する。アクアリウムプロデューサーの宮澤雅教(がきょう)さんが手掛けた企画展で、東京や横浜などに続いて5カ所目となり、県内では初開催。「琉球王国時代の竜宮城」をイメージし、700匹の金魚がアート作品や色とりどりのライトと融合し、異空間が広がる。企画展は9月24日まで。

 サンゴをイメージし、流木やランを使用した巨大なアートとリュウキンの水槽をメインに据えたほか、首里城の壁画には白と赤が美しい、丹頂(たんちょう)と呼ばれる種が泳ぐ。目が上についている頂天眼(ちょうてんがん)など、珍しい種も展示する。宮澤さんは「ここでしか見られない『竜宮城』をぜひ楽しんでほしい」と語った。
 (池田哲平)