夜に咲き、甘い香りを漂わせながら一夜で散るサガリバナの魅力を伝えるため、宮古島環境クラブは4日にかけて、宮古島市平良西仲宗根の添道サガリバナ群生地で「添道サガリバナ 夜のお花見」を開催中だ。来場者は約230メートルの遊歩道沿いやその周辺でライトアップされたサガリバナ約600本の花々を堪能した。
同イベントは2001年から開かれており、今年は6月24日から始まった。白やピンク色の花から甘い香りが漂うと、来場者は顔を近づけて楽しんだ。時折、花にとまり蜜を集めるミツバチの姿も。
宮古島環境クラブの下地邦輝会長は「年々来場者が増え、夜のお花見が地元に根付いてきた。多くの人にサガリバナの魅力を感じてほしい」と来場を呼びかけた。イベントは午後7時半~午後9時半まで。
(友寄開)