川沿いで花々の競演、鮮やかに 樹齢300年余のサガリバナ、ヘリコニアが道行く人を楽しませる 沖縄・渡嘉敷


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山城弘祐さん所有のサガリバナ=写真(左)、小嶺勉さん宅の樹齢300年余と言われるサガリバナ=同(中)=6月26日、兼城清孝さん宅のヘリコニア=同(右)=6月24日

 【渡嘉敷】渡嘉敷村の渡嘉敷区内西集落にある渡嘉敷川沿いで、サガリバナ(別名・サワフジ)やヘリコニア(オウムバナ科)の花々が見頃を迎えた。サガリバナは山城弘祐さん(75)と小嶺勉さん(69)の所有、ヘリコニアは兼城清孝さん(69)所有で、3人とも隣近所同士だ。

 小嶺さん宅に生えるサガリバナは樹齢300年余と言われ、花が散ると川に落ちて渡嘉敷港に流れる。山城さんのサガリバナは自宅に植樹したものを昨年村道沿いに移植したもので、現在はライトアップもしており、道行く人の目を楽しませている。
 (米田英明通信員)