【本部】県内で桜の名所の一つとして知られる本部町の八重岳で、ヒカンザクラの鮮やかなピンク色の花が咲き始めている。16日はぽかぽか陽気になり、各地から家族連れも訪れ、桜を背景に記念写真に収める姿もあった。23日は八重岳と今帰仁城跡、30日は名護城でそれぞれさくら祭りが開かれ、やんばるの花見シーズンが本格的に到来する。
八重岳のさくら祭り実行委員会によると、桜は現在一~二分咲き程度。山頂部分には五分咲きの開花も見られるという。
松田夢さん(25)=浦添市=は「濃いピンク色が鮮やかで、青空に映えてきれいだ」と感想を語った。