仲里選手に県民栄誉賞 リオパラリンピック・車いすラグビー銅


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県民栄誉賞を受賞し、記念撮影するリオパラリンピック銅メダルの仲里進選手(前列右から2人目)=22日、県庁

 リオデジャネイロ・パラリンピックの車いすラグビーで、日本の銅メダル獲得に貢献した仲里進(しん)選手(39)=浦添市=への県民栄誉賞表彰式が22日、県庁1階の県民ホールで開かれた。翁長雄志知事ら県関係者のほか、仲里選手の親族や所属する沖縄ハリケーンズの関係者らが参加。リオ大会で活躍した仲里選手の功績をたたえた。

 仲里選手は2004年のアテネ大会から4大会連続で出場した。日本は今回、初のメダル奪取だった。翁長知事は「苦しい時期を乗り越えて素晴らしい活躍をしたことは県民に夢や希望、元気を与えてくれた」とあいさつした。仲里選手は「リオでメダルを取ろうとやってきて成果が出せた。(2020年の)東京大会に向けてさらに精進していきたい」と今後の活動に意欲を示した。