アジア最大級客船、那覇に初寄港 ゲンティン・ドリーム号


この記事を書いた人 平良 正
那覇に初めて寄港し接岸するプレミアム客船「ゲンティン・ドリーム号」=4日午後6時すぎ、那覇港新港ふ頭9&10号岸壁(小型無線ヘリで撮影)

 アジア最大級のプレミアム客船「ゲンティン・ドリーム号」(15万3千トン、乗客定員3400人)が4日午後3時半ごろ、那覇港新港ふ頭9・10号に初寄港した。日本にも初寄港となる。中国や香港などから約2700人の乗客が沖縄を訪れ、国際通りなど沖縄県内各地の観光施設へ向かった。

 同船は5日未明に出航し、次の寄港地の宮古島へ向かう。10月まで香港と中国の広州をそれぞれ母港とし、那覇港と宮古島の平良港へ計28回ずつ寄港する予定だ。

 「ゲンティン・ドリーム号」はドリーム・クルーズ社(香港)が所有し、16年11月に初就航した新造船。沖縄を5泊6日で周遊する旅行商品を約6万円から販売している。