【伊江】伊江村西江上区在住の内間康富さん(65)の自宅の庭で、マイソルヤハズカズラが咲いている。立て付けた棚には四方5メートルほどの枝が広がる。中心の黄色い花弁とその周りの暗赤褐色の苞(ほう)が鮮やかで、現在50センチほど垂れ下がっている。
このマイソルヤハズカズラは2年ほど前に本島で購入した。妻のより子さんは花が好きで多くの花木が庭先を埋め尽くしている。
より子さんは「2月ごろからつぼみが付きはじめ、今が一番見頃だと思う。5月ごろまでは咲き続けるので、花の好きな人に見てほしい。ヒスイカズラも植えて花を咲かせてみたい」と花談議に花を咲かす。
マイソルヤハズカズラはインド南部が原産のつる性の植物で、名前は、インド南西部の都市、マイソール(Mysore)にちなんでいる。総状花序が1メートルほど伸びて、元の方から順に咲いていく。
(知念光江通信員)