護岸工事は確認されず 辺野古新基地建設


この記事を書いた人 松永 勝利
機動隊が抗議する市民を強制排除する様子=24日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設工事で24日午前11時現在、護岸工事に着手した様子は確認されていない。米軍キャンプ・シュワブのゲート前には午前、建設に反対する市民約100人が座り込んだ。

 午前9時ごろ、県警機動隊による強制排除が始まり、市民からは「基地を造ることが平和につながるのか」「ウチナーを守れ」などと抗議の声が飛び交った。排除後、コンクリートミキサー車など工事車両47台が基地内に次々と入った。
 キャンプ・シュワブ沖の海上では抗議船5隻、カヌー14艇、ゴムボート1隻が抗議行動した。
【琉球新報電子版】