ヒーローは闘牛好き! うるま市舞台、ドラマ制作「闘牛戦士ワイドー」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
「闘牛戦士ワイドー」の制作発表会見で、作品をアピールする主役の小橋川建さん(前列中央)ら=5日、うるま市生涯学習・文化振興センター「ゆらてく」

 【うるま】沖縄県うるま市の伝統文化である闘牛をテーマにしたテレビドラマ「闘牛戦士ワイドー」の制作発表記者会見が5日午前、うるま市生涯学習・文化振興センター「ゆらてく」で開かれた。ワイドーaiプロが制作し、主題歌は市出身のロックバンド「HY」が歌う。放送は2018年4月から琉球放送で始まる。総制作費は約5千万円。

 ドラマの舞台はうるま市。人間を次々に牛に変える怪人「ウシナー」と、闘牛が大好きで、不思議な力を手に入れた青年・名嘉眞勢矢との戦いを描く。世界遺産・勝連城跡や海中道路など、市内の多くのスポットがロケ地となった。

 主役は、300人近いオーディションの中から選ばれた県出身の俳優、小橋川建(たつる)さんが務める。他にも、ダチョウ倶楽部の肥後克広さんなどが出演。企画プロデューサーと脚本を「琉神マブヤー」などの代表作がある山田優樹さん、監督・脚本をたかひろやさんが務める。「ウルトラセブン」などの作品を手がけた上原正三さんが脚本監修をする。

 ワイドーaiプロの新垣壮大社長は「ドラマを通じて、うるま市の観光や商業の発展につながればうれしい」と期待した。