銀輪 久米島を疾走 第7回シュガーライド2017


この記事を書いた人 琉球新報社
ミーフガーを背に楽しくペダルを踏む参加者たち=26日午前10時すぎ、久米島町(花城太撮影)

 【久米島】久米島の豊かな自然を満喫しながらサイクリングを楽しむ「第7回シュガーライド久米島2017」(同運営委員会主催、琉球新報社共催)が26日、沖縄県久米島町真我里のリゾートホテル久米アイランドを発着点に行われた。3コースに県内外から約100人が参加した。集落内や絶景が見渡せるてぃーだ橋など、島の魅力が詰まったコースを自転車で駆け抜けた。

 島を2周する90キロのアスリートコース、45キロのぐるっと1周コースの他、今年はきつい坂道はバスで移動し観光スポットも巡る35キロのぐるっと1周らくらく観光コースも新設された。

 アスリートコースを完走した久米島高校2年の宮里知志(ちかし)さん(16)は初めて長距離を走った。「2周目は坂がきつく足もつりそうだったが頑張った。県外の人とも交流でき、とても楽しかった」と爽やかに話した。

 藤元京子さん(45)=東村=は友人の玉城梓さん(35)=名護市=と45キロのコースに挑戦した。「上り坂がきつく心が折れそうになったが、サイクリングリーダーに励まされながら何とか完走できた。下り坂の景色は最高だった」と笑顔を見せた。サイクリングの後はふれあいパーティーも開かれ、県内外の参加者が交流を深めた。