「幸福告げる花」黄色鮮やか ベンケイソウ祭開幕 沖縄・本部町


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見頃を迎えたリュウキュウベンケイソウに見入る子どもたち=13日、本部町具志堅の田空の駅ハーソー公園内

 【本部】沖縄県本部町具志堅の田空の駅ハーソー公園で13日、第2回もとぶリュウキュウベンケイソウ花祭(主催・もとぶバイオマス事業協同組合)が開幕した。2月4日まで。リュウキュウベンケイソウの花言葉は「幸福を告げる花」。大切に育てられた約3万本の鮮やかな黄色い花が咲き誇り、見頃を迎えている。

 13日にオープニングセレモニーがあり、テープカットのほか、町立本部小学校音楽部36人による演奏会、参加者全員による歩き初めなどが行われた。

 沖縄に自生するベンケイ科の固有種であったリュウキュウベンケイソウ。現在はごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種(絶滅危惧IA類)とされている。祭り期間中は花言葉にちなみ婚活イベントが14日に行われたほか、リース作り体験(21日)、美ら美らマーケットIN田空(28日)、最終大売り出し(2月4日)が行われる。

 主催者の比嘉みどり代表理事は「全国へ幸せの花をアピールしていきたい」とあいさつした。(上間宏通信員)