29日の沖縄県内は大陸から寒気が流れ込み、那覇で午後4時に13・8度、南城市玉城字糸数で同4時42分に11・1度(午後10時現在)となるなど、各地で日中に「最低気温」を観測する寒い1日となった。
沖縄市の沖縄こどもの国では、チンパンジーのギン君が毛布をかぶって「ぶるるっ」と体を縮めていた。
飼育員の島袋健さんは「人間と同じで寒さに弱い。毛布は風邪対策。これから出番が増えそうです」と毛布にくるまるギン君を見やった。
沖縄気象台によると、今後1週間は気圧の谷や寒気の影響で曇りや雨の日が多く、気温は平年並みか平年より低い予想。2月3日ごろからの約1週間は平均気温が平年を2・2度以上下回る可能性があり、気象台は警戒を呼び掛けている。