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沖縄県の慶良間諸島でのホエールウオッチングがピークを迎えた14日、渡嘉敷村の渡嘉敷港湾内で親子のザトウクジラが午前10時ごろから約4時間にわたり同じ場所を遊泳しているのが確認できた。親子クジラは13日ごろから渡嘉敷港東方の城島(グスクジマ)から渡嘉敷港湾防波堤近辺にとどまり、同じ場所を遊泳していた。
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船をチャーターして撮影した写真家の長谷和典さん=村渡嘉敷=は「10年余り慶良間のクジラを撮影してきたが、港湾内での親子クジラの撮影は初めて」と満足げだった。島民によると、渡嘉敷港湾内での親子クジラの遊泳は珍しいという。
那覇―渡嘉敷間を運航する渡嘉敷村の旅客船「フェリーとかしき」「高速船マリンライナー」でもクジラに出合うことがある。
(米田英明通信員)