「ケラマブルー見に来て!」 渡嘉敷島で海開き、500人余が満喫


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昆布のテープをカットし一斉に海に駆け込む子どもたち=14日、渡嘉敷村阿波連ビーチ

 【渡嘉敷】沖縄県渡嘉敷村の本格的なマリンレジャーのシーズン到来を告げる「~慶良間諸島国立公園~2018鯨海峡とかしき島海びらき」(村商工会主催)が14日、阿波連ビーチで開かれた。この日は、夏日の好天に恵まれ、500人余の村民や観光客らが訪れ、海水浴や多彩な海開きアトラクションを楽しむなど海のシーズンの訪れを喜んだ。

 セレモニーでは松本好勝村長、新垣徹村商工会会長ら関係者による安全祈願が行われた。新垣会長の主催者あいさつの後、那覇海上保安部のヘリから安全宣言文がビーチに投下され、同保安部の山川博司次長が読み上げた。

 松本村長は「今年も村民をはじめ、島を訪れる全ての方々が無事故でケラマブルーの海を満喫していただきたい」と述べた。座間味村の宮平真由美副村長も訪れ宮里哲座間味村長の祝辞を代読した。

 阿波連小学校6年の工藤初貴さんが「安全に海を楽しめるように」と海開きを宣言、子どもたちが昆布で作られたテープをカットした。子どもたちは一斉に海に駆け込み、渡嘉敷村の海のシーズンが幕開けした。
(米田英明通信員)