港の夜空に大輪 那覇ハーリー 多彩な催しで魅了


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豪快な音とともに夜空を彩る花火=4日、那覇港新港ふ頭

 第44回那覇ハーリー(同実行委員会主催)の2日目となる4日、沖縄県那覇市港町の那覇港新港ふ頭では爬龍船(はりゅうせん)の体験乗船や音楽ライブなどさまざまな催しが行われた。

 3日に続き、那覇の夜空に花火が打ち上げられ、来場者を魅了した。

 体験乗船では、晴天の中多くの人が参加した。ライフジャケットを装着し、かいのこぎ方の説明を受けた後、鉦(かね)の音に合わせて約15分かけて海上を一周した。家族連れなど、乗船者全員で協力し力強くかいをこいだ。

 家族4人で爬竜船に乗船した新里優さん(9)=那覇市=は「遠足の時にハーリー体験で乗った船よりも大きかった。レースの船に乗れてうれしい」と話した。鉦打ちを体験した妹の舞さん(6)=同市=は「鉦は重かったけど楽しかった。来年も来たい」と笑顔を見せた。

 最終日の5日は、午後4時40分から御願(うがん)バーリーと本バーリーがあり、花火は午後8時40分から9時まで行われる。