【恩納】恩納村を拠点に沖縄県内で自然体験プログラムを実施しているオキナワマリンリサーチセンター(OMRC、小林利充所長)は、県内の小学生を対象に環境学習プログラムを提供する「こどもエコクラブ」活動の一環として、移動水族館の受け入れ先を募っている。
移動水族館は、クラブメンバーの子どもたちが実際に採取し飼育している魚を展示する手作り水族館。クラブのメンバーらが海洋生物の生態について解説したり、クイズを出題したりする。
対象は県内の各施設や団体で、屋内に生物や海水が運搬でき、水槽を利用するためのコンセントやテーブルを用意できることが必要。開催日は9、10月の土曜か日曜(時間、詳細相談可)。これまでに児童福祉施設や老人福祉施設などで開催した。
「こどもエコクラブ」は地域の子どもたちに自然を学び楽しんでもらいたいと同センターが1999年に設立した。移動水族館の取り組みは今年で3年目になる。
エコクラブを担当するOMRCアニマルケアスペシャリストの渡辺夕輝さんは「名前を知っていても実際見たことがない魚もいる。難しく考えず気軽に申し込んでほしい」と呼び掛けた。
問い合わせはOMRC(電話)098(965)5629(渡辺、山上)。