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笑顔でのんびり ひやみかちなはウォーク 那覇の魅力を再発見

さわやかな陽光を浴び、ゴールを目指す参加者=11日、那覇市おもろまちの新都心公園

 歩いて知った、県都の魅力―。子どもからお年寄りまで過去最多の4453人が参加し、沖縄県那覇市を中心に12日開かれた「ひやみかちなはウォーク2018」(那覇市、琉球新報社など実行委員会主催)。汗ばむ陽気の中、参加者はそれぞれのペースで歩き、那覇の歴史や文化、自然を満喫した。大病を乗り越え「完歩」した人や、ボランティアに初挑戦した人もいた。


 日の出から間もない午前7時、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇に「スタート!」の声が響いた。吹奏楽の生演奏が続く。スポーツウェアに身を包んだ参加者が、手を振りながら街頭に繰り出した。

 午前9時を過ぎると、日差しが厳しくなった。大会最長35キロの「なはうふまーい」コースは小禄地区をぐるっと回り、爬龍橋を渡って古波蔵地区に進む。約10キロ地点で、前方に女性3人組の姿が見えた。

 「軽いノリ」で参加した近藤麻由さん(23)=那覇市、仲村渠美樹さん(24)=同市、座安優香さん(20)=豊見城市=は職場の同僚。「脚がもうパンパン」と言いつつ、スマートフォンから流れる音楽にノリノリだ。静岡県出身の近藤さんは「初めて首里に行く。楽しみ」。座安さんも「意地でもゴールする。打ち上げが楽しみ」と笑顔を見せた。

 那覇市久米の福州園では太極拳講座があり、この道40年の渡口政健さん(82)=同市=が「不老拳」を指導。参加者は慣れない動作にバランスを崩しながらも、果敢に挑戦した。両親と体験した牧内聖さん(24)=同市、公務員=は「難しかったけど楽しめた」。入園は初めてといい「那覇の魅力を再発見できた」と話した。

 午後には平年を1・7度上回る27・0度を観測した。「少しでも街がきれいになれば」と、ごみを拾って歩いた真喜志康開さん(69)も「暑い…」と一言。給水所ではボランティアがフル回転した。

 ゴール地点の沖縄セルラーパーク那覇には、歩き終えた参加者の笑顔がそこここにあった。母親の智子さん(39)と10キロのコースを完歩した岸本凛さん(7)=那覇市、安謝小2年=は「ゴールできてうれしい。来年も出たい」と言い、白い歯を見せた。



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