一足先に夏の笑顔 与那国で海開き


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一足早い海開きを楽しむ子どもたちら=24日、与那国島のナーマ浜(村松友紀通信員撮影)

 【与那国】全国に一足早い夏の到来をアピールしようと「日本最南端!八重山の海びらき2019」(主催・八重山ビジターズビューロー)が24日、与那国島のナーマ浜で開かれた。曇り空で肌寒さを感じる天気だったが、参加した500人(主催者発表)は今年初めての海水浴を満喫した。

 町立久部良小学校と同中学校の児童・生徒が海開きを宣言。集まった子どもたちはテープカットと同時に駆け出し、水しぶきを上げて海に飛び込んだ。

 石垣島気象台によると、24日午前10時現在の与那国島の気温は19・1度。寒気の影響で肌寒さを感じる天候となった。海に飛び込んだ子どもたちも時折体を震わせたが、久しぶりの海に笑顔を見せ、友達や家族と一緒に初泳ぎを楽しんだ。

 与那国馬の乗馬体験や景品が当たる海上収穫祭のほか、お笑いライブなどもあった。
(村松友紀通信員)