大玉ごろり 甘~いスイカ 今帰仁村で収穫ピーク


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丁寧に収穫され、荷台いっぱいに積まれるスイカ=25日午前、今帰仁村崎山(田中芳撮影)

 沖縄県内有数のスイカの生産地、今帰仁村でハウススイカの収穫が最盛期を迎えている。生産者の山城貴哉さん(29)のビニールハウスでは25日、スイカの収穫が午前6時から始まり、2時間で採れた約800個のスイカが県内向けに出荷される。山城さんは「今年のスイカは1玉7~10キロの大きいサイズ。最高に甘くておいしいので、多くの人に食べてほしい」と話した。

 25日の沖縄地方は各地で気温が上がった。竹富町波照間で午後2時37分に4月の観測史上最高となる31・3度を記録するなど、県内28観測地点のうち12地点で30度を超える真夏日となった。

 沖縄気象台によると、先島地方は高気圧に覆われ、ほとんどの地点で真夏日に。本島地方は南から暖かい空気が流れ込んだことで気温が上昇し、久米島町や渡嘉敷村、座間味村、粟国村で4月の観測史上最高を更新した。