沖縄で最も危険なトレッキングコース誕生! 「インディー・ジョーンズ」の世界広がる 八重瀬町に新観光名所


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鍾乳石など、熱帯カルストならではの景色が見られる
ガジュマルの根が作った「天然のカーテン」。厳しいコースの途中には、木漏れ日が心地良い休憩ポイントもある=20日、八重瀬町具志頭

 【八重瀬】“沖縄で最も危険なトレッキングコース”完成! 沖縄鍾乳洞協会(山内平三郎理事長)は28日から、八重瀬町具志頭に広がる熱帯カルストを「ハンターバンの森」と名付けて観光案内を始める。ヘルメット、ライト、命綱を装着し、最大7人を定員に約2時間かけてコースを回る。20日、関係者向けに行われたコース案内では「インディー・ジョーンズの世界みたい」と大盛況。連休のお楽しみに、挑戦してみては?

 コースは南の駅八重瀬から徒歩5分ほどの密林の中。高台に上ると遠方に久高島などを望むことができ、一方で深さ約12メートルのフィッシャー(裂け目)に潜れば、鍾乳石やガジュマルの根が作り出す「天然のカーテン」を見ることもできる。道中は厳しく、ロープをたぐり寄せるように進んだりする。

 参加は小学校高学年から。5月6日までは1人2千円。7日以降は1日3千円。申し込み、問い合わせは(電話)090(1517)2027。