東京五輪のメダル有望選手を支える沖縄版「勝ち飯」とは?


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味の素の「勝ち飯」をPRする喜友名諒選手(左から3人目)、琉球料理伝承人の伊是名カエさん(同2人目)、味の素の高藤悦弘専務執行役員(右端)、沖縄味の素の木村浩治社長(左端)=28日、那覇市のザ・ナハテラス

 沖縄味の素(那覇市、木村浩治社長)は28日、同社の設立30周年を記念した「感謝の集い」を那覇市のザ・ナハテラスで開いた。トップアスリートを支える栄養プログラム「勝ち飯」の沖縄オリジナルメニューを発表し、空手の喜友名諒選手を交えたトークセッションも行われた。

 「勝ち飯」はタンパク質・野菜・汁物をバランスよく取り、沖縄メニューには豚肉とトウガンのンブシー(炒め煮)やゴーヤーの甘酢漬けなど県産食材が使われている。

 味の素は空手日本代表選手に食とアミノ酸による栄養サポートを行っている。喜友名選手は「勝ち飯を食べるといつもより体のコンディションが良い。全試合全力で取り組める」と笑顔を見せた。

 木村社長は「アスリートだけでなく、目標に向かって頑張る全ての人に向けて作った。沖縄の人の健康に貢献したい」と話した。