〝神秘〟サンゴの産卵 大潮の満月前後の夜の海ってこんなに美しい 沖縄・渡嘉敷で確認


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大潮の満月前後の夜、大量に産卵するミドリイシサンゴの仲間=22日、午後10時20分ごろ、渡嘉敷村阿波連ビーチ(松田崇さん撮影)

 【渡嘉敷】渡嘉敷村阿波連ビーチで22~23日の夜、サンゴの産卵を地元のダイビングショップ「リラックスアイランド」代表の松田崇さん(46)が確認した。

 サンゴは、1年に1度だけ、5~6月の大潮時の満月前後の夜に卵と精子を海中に出して受精する。

 松田さんは、22、23の両日午後10時ごろ、阿波連ビーチのサンゴ産卵を調査中にミドリイシサンゴ、スギノキミドリイシ(枝サンゴ)の大量産卵を確認した。

 松田さんは「サンゴの産卵は毎年見ているが、いつ見ても感動的だ。卵が水面にどんどん上がる様子はとても神秘的」と声を弾ませた。

 (米田英明通信員)