沖縄・新都心に1178本の竹明かり 熊本地震被災地の復興願い


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灯籠のやさしい明かりを眺める来場者ら=6日午後8時ごろ、那覇市おもろまちの新都心水の道公園(新里圭蔵撮影)

 第2回「なは新都心竹あかり祭り」(同実行委員会主催)が6日、那覇市おもろまちの新都心公園で始まった。竹で作った灯籠やぼんぼりにともった1178本の光が夏の夜を彩った。七夕を前に、来場者は浴衣姿で訪れ、オレンジ色の穏やかな光を楽しんだ。7日まで。

 祭りは同地区の発展と熊本地震の被災地の復興を願い開催。地震で被害を受けた熊本県益城町の竹を使用した。

 会場には屋台が並び、セレモニーでエイサーや空手が披露された。朝からの雨も夕方になると上がり、会場は家族連れや学生でにぎわった。

 仲里真奈美さん(35)=那覇市=は「新都心は祭りがないので娘を連れて来ることができて良かった。きれいな明かりとイベントを楽しめた」と話し、娘の柚姫さん(8)は「明かりがきれいだった。エイサーを見て楽しかった」と笑顔を見せた。