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国の重要無形民俗文化財に指定されている沖縄県国頭村安田の伝統祭事「シヌグ」が6日、同集落で行われた。「一日神」となった地域の男性らが集落を回って厄を払い、豊年を願った。安田のシヌグは、県内でも古来の姿が残っている伝統的な行事。
男性たちは、花やわらで編んだ冠をかぶり集落内の「メーバ」「ヤマナス」「ササ」の三つの山に分かれて入った。一日神となって下山し、太鼓のリズムに合わせて厄や悪霊を集めて退散させる意味を込めた「エーヘーホーイ」の掛け声を繰り返して、集落を練り歩いた。住民や観光客らを草木ではたき、邪気を払った。