【ボリビア】戌年生まれ41人に記念品 オキナワ移住地域新年会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
年男、年女に記念品が贈られたオキナワ移住地第1地域の新年会=オキナワ移住地

 オキナワ移住地第一地域の新年会が1日、移住地の体育館で催され、200人以上が参加した。移住者一世から3世まで、男性も女性も一緒に新年を迎えることができるようにと1999年に始められたこの新年会は、今年で8回を数える。

 当日は雨で、開会のプログラムが始まったのは正午すぎ。最初に同移住地の三線愛好会が「かぎやで風節」などを演奏、続いて比嘉徹第一地域長があいさつをした。比嘉地域長は「雨が降ったのは男性が仕事を忘れて楽しめるため」と話し始め、3世代が一緒に新年を迎えることができる素晴らしさを強調した。
 続いて、84歳から12歳までの年男、年女合わせて41人に記念品を贈呈。大熊豊子牧師(ラ・グロリア教会)の祝福の祈りがあり、引き続きエイサーや乾杯が行われた。この後、参加者はチュラスコ(焼き肉)に舌鼓を打ちながら歓談。その後も、バレーボールなどのスポーツや、カラオケなどを楽しみながら、新年を迎えた喜びを共にした。
(比嘉裕通信員)