友好のシンボル記念切手 移民100周年祝い来月発行


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【ブエノスアイレス29日移民100周年取材班】沖縄県人のアルゼンチン移民100周年記念事業の一環として、9月に発行される「日本移民記念切手」の発行セレモニーが29日夕(日本時間30日午前)、ブエノスアイレス市の在亜沖縄県人連合会館大ホールで開かれた。

 記念切手は日本人移民の集合写真と桜の花、錦鯉を配したデザイン。発行価格は1ペソ(約36円)。米須清文・移民100周年実行委員長(在亜沖縄県人連合会会長)によると、アルゼンチンでの移民切手発行は、日本で9カ国目。
 米須実行委員長は「移民記念切手の発行は、日本とアルゼンチンの友好関係のシンボル。アルゼンチンが移住者を温かく迎え入れたことに、あらためて感謝したい」と感激の面持ちで述べた。
 エドワルド・ロマン・ディコラ中央郵便局長も駆け付け、発行を祝った。(玉城常邦)

記念スタンプを押す米須移民100周年実行委員長。後方はディコラ中央郵便局長=29日夕(日本時間30日午前)、アルゼンチン・ブエノスアイレス市の在亜沖縄県人連合会館大ホール
9月に発行される日本移民切手