カリブの島国に思いはせ 沖縄市で「フィエスタ」


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<フィエスタ・デ・キューバ・オキナワ>陽気なリズムで会場を盛り上げたサルサバンド「カチンバ1551」のメンバーたち=6日午後6時すぎ、沖縄市のミュージックタウン音市場

 【沖縄】日本とキューバの国交樹立80周年などを記念し「フィエスタ・デ・キューバ・オキナワ」(沖縄キューバ友好協会主催)が6日、沖縄市のミュージックタウン音市場で開かれた。市内外から多くの人々が足を運び、音楽や文化に触れながらカリブ海に浮かぶ島国に思いをはせた。

 催しは国交樹立80周年という節目の年を祝うとともに9月8日を「キューバの日」としてキューバの文化を沖縄に発信するために実施した。
 夜に行われたスペシャルライブには本場のミュージシャンやダンサーのほか、県内からはサルサバンド「カチンバ1551」や池田卓さんが出演した。沖縄、キューバともによく似た気候風土がはぐくんだ陽気で心地いいリズムやメロディーが繰り広げられ、会場は熱気に包まれた。
 また屋外スペースには県系人を撮影した写真の展示や音楽CDや料理、書籍の販売コーナーも設けられ、来場者たちは思い思いにキューバへの関心を深めていた。