沖縄恋しゃ 心一つに 米国県系人ら“古里公演”


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照喜名朝一さんのハワイ、ロサンゼルスの弟子らが共演した民謡ショー=18日、那覇市泉崎の琉球新報ホール

 エナジック芸術劇場ハワイ移民110周年記念「沖縄恋しゃ」(琉球新報社主催、沖縄芸能連盟共催、エナジックインターナショナル特別協賛)が18日夜、那覇市泉崎の琉球新報ホールで上演された。

米国の県系人約50人が出演し歌三線や琉球舞踊、歌劇などを披露し、会場一体で楽しんだ。
 歌三線は人間国宝の照喜名朝一さんが率いる琉球古典音楽安冨祖流音楽研究朝一会の支部を置くハワイ、ロサンゼルスの弟子らが地謡で出演。立方もハワイ、ロサンゼルスや県内の琉舞道場が出演した。照喜名さんと弟子で公演団長の村田グラントさん=県系4世=による独唱や共演もあり、村田さんは「幕が上がった時は泣きたい気持ちだった。第2、第3の古里公演もやりたい」と笑顔で語った。