【国頭】“冬の味覚”として人気のシイラ(フーヌユー)の日干しが国頭村の宜名真漁港で始まっている。16日は、すだれ状に干された肉厚のシイラが柔らかな日差しを浴び輝いていた。
今年のシイラ漁は10~12月。漁師らによると、例年より不漁という。水揚げされたシイラは3枚におろし塩をすり込み、屋外で2日間干される。日干しは予約でほとんどが売り切れるが、水揚げが多い時などは漁師から直接購入できる。切り身を干していた漁師の知念良一さん(63)は「昔から運の良い人が釣れると言われている。今年は少ないから、もっと釣らないとね」と豊漁を願った。