【カナダ】新会長に奥間氏 バンクーバー県友愛会総会


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バンクーバー沖縄県友愛会の新役員に就任した(右から)神里弘副会長、奥間正照会長、宇地原毅幹事

 バンクーバー沖縄県友愛会総会が11月25日、バンクーバーに隣接するリッチモンド市で開催された。総会では過去2年間の会計報告や活動報告に加え、「第4回世界のウチナーンチュ大会」に関する報告も行われた。
 多くの会員が次回の大会に興味を持ち、参加してもらえるよう、執行部から盛大に行われた大会の様子や、県民ならびに沖縄カナダ協会(大山盛稔会長)の会員らに大歓迎されたことなどの報告があった。
 その後、役員の任期満了に伴う改選が行われ、会長に奥間正照氏(49)=恩納村出身、副会長に神里弘氏(52)=南風原出身、幹事に宇地原毅氏(47)=沖縄市出身=が選出された。新役員の任期は2008年11月までの2年間。友愛会は、カナダ沖縄県連合会本部も兼ねているため、役員は連合会役員の職も兼任することとなる。
 新会長に就任した奥間氏は「第4回世界のウチナーンチュ大会では県民の皆さまや世界のウチナーンチュからたくさんのエネルギーを頂いた。それを糧にして皆で力を合わせ、バンクーバー沖縄県友愛会とカナダ沖縄県連合会の円滑な運営、発展のために、チムグクルを持って務めたい」と抱負を述べた。
 新執行部は、前会長が県人子弟のウチナーンチュ・アイデンティティー継承のために推し進めてきた沖縄太鼓の普及に努めるとともに、青年部、婦人部を新設して、県人会のさらなる活性化につなげたいとした。
 新役員は以下の通り。(敬称略)
 書記・奥間ひとみ、会計・花城正美、評議員・辻本巨佐、辻本幸子、嘉陽宗也、田名宏之、神里みゆき、嶺井政次、棚原アン、草野アスカ、相談役・仲泊兼勇、監査役・新屋敷和博、棚原修
 【カナダ沖縄県連合会】会長・奥間正照(バンクーバー沖縄県友愛会)、副会長・神山吉洋(トロント球陽会)、金城嘉孝(レスブリッジ沖縄文化協会)、山城清市(カルガリーオキナワンクラブ)、神里弘(バンクーバー沖縄県友愛会)、幹事・宇地原毅(バンクバー沖縄県友愛会)会計・安里真永(バンクーバー沖縄県友愛会)
 (奥間ひとみ通信員)