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在亜沖縄県人連合会(米須清文会長)には「ユンタク会」というグループ(金城リカルド責任者)があり、毎月第3土曜日の午後会合を開いている。主にウチナーに関する事柄や最近はウチナーグチの講習会を開いている。
9日には、米国人と結婚して夫婦で来亜している新崎チヒロさんを講師に、沖県連会館2階で、ウチナーグチの講習会が開かれた。
新崎さんはウチナーグチのほか、日本語、英語、フランス語、アラビア語、スペイン語の5カ国語を話す。アラビア人調査の関係の仕事をしている夫に付いてアルゼンチンに来ており、来年9月ごろまで滞在予定だという。
講習会では、琉球大学で習った琉球語の言語学について語った。最近のウチナーグチの危機的状況を論じ、また地域ごとに散在するウチナークトゥバを区別して多面的に話した。
専門的で、少し難しいところもあったが、大変有意義な講習会となった。
(新垣善太郎通信員)