大宜味に新キャラ 村産業まつりでお披露目


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<大宜味に新キャラ>「おおぎみシーちゃん」を囲む奥島菊江さん(前列左端)平良澄子さん(同左から2人目)仲井間幸子さん(同5人目)、デザイン考案の宮城梨七さん(同3人目)、愛称を考えた山川ひなたさん(同4人目)ら=19日、大宜味小グラウンド

 【大宜味】大宜味村で19日、村をPRする新たなキャラクター「おおぎみシーちゃん」と村シークヮーサー特別広報大使「シークヮーサーおばぁ」の3人が誕生した。

同日行われた村産業まつりで「お披露目式」があり、生まれたばかりのシーちゃんと3人合計263歳の元気な「おばぁ」は、会場に訪れた老若男女のハートをがっちりつかんだ。
 「シーちゃん」はデザインコンテストで最優秀賞に輝いた大宜味中1年の宮城梨七さんが考案。顔がシークヮーサーの実で、腕や胴体は葉、胸元には花があしらわれている。
 愛称は公募で優秀賞となった大宜味小1年の山川ひなたさん、辺土名高校1年の徳永陽大さんの2人が考えた「Cちゃん」を基に決まった。お披露目式では、宮城さんと山川さんに賞状が贈られた。
 「おばぁ」は、19歳の時に自作した芭蕉布をまとって参加した平良澄子さん(95)、家の門から出る時はきちんと化粧をするという奥島菊江さん(85)、メンバーで最年少の仲井間幸子さん(83)の3人。
 村の特産品紹介の場で人気を博したことからユニット化し、特別大使に決まったという。
 シーちゃんと「おばぁ」の3人はお披露目式で、継続して村観光大使に任命されたハルサーミュージシャン・アイモコらと共に舞台に上がった。平良さんは元気の秘訣(ひけつ)について「シークヮーサーが一番」と早速PRした。シーちゃんらは今後、各所で大宜味村やシークヮーサーをPRしていく。