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2014年3月末に統廃合が決定している久茂地小学校で第1回地域運動会が24日、開催された。200人余の同小児童と保護者、地域の人たちが参加し、リレーやスリッパ飛ばし、玉入れなどで汗を流した。
参加者からは「学校が統廃合になっても続けたい」との声が上がった。
地域運動会は同小児童の父親が組織する「おやじの会」が発案。校区内の久茂地、牧志、松尾の3地域に分かれて対抗戦を行った。整理体操は大城武教頭自作の歌「モノレールにはもう乗れ~る」に合わせて、参加者全員が体をほぐした。閉会式で東恩納誠実行委員長(39)は「これが始まりです。皆さんの協力で2回、3回とやっていきたい」とあいさつした。
同小5年の高松朱里さん(11)は「みんなが一つになって楽しんでいて、やってよかった」と笑顔で話した。久茂地小学校区自治会の前上門博会長(76)は「地域みんなで結束を取り戻そうという思いだ。統廃合はしないでほしいが、そうなったとしても運動会は続けていきたい」と語った。