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ペルー沖縄県人会(フアン島袋会長)とペルー沖縄婦人会(徳村直子会長)恒例の合同新年祝賀会が7日午後1時から県人会館・西銘順治大ホールに大勢の祝賀客を招いて開かれた。
南米はこれからが夏本番。県人会館正面を隔てた水泳プールには、この日がプール開きとあって夏休みに入った子供たちで超満員。
サッカー場では子供たち向けのサッカー教室も開かれ、新年祝賀会会場と水泳プール、サッカー場は久々に大勢の県系人と子供たちでにぎわった。
祝賀会はアントニオ譜久原日本語部長の流ちょうな日本語とスペイン語による司会で始まった。
まず、島袋県人会長は、昨年の移住100周年、ウチナーンチュ大会に触れ、尽力した関係者に謝辞を述べた後、今年も県系人にとって平和で安心して暮らせる年でありますように、とのメッセージを読み上げた。
続いて、徳村婦人会長のメッセージの後、上原良和顧問による乾杯の音頭が高らかに唱和された。
宴も3、4世の子供たちが中心になって、歌・三線、琉球舞踊、ペルー民族舞踊、エイサー踊り、カラオケなどが多彩に繰り広げられた。合間をぬって、会場に詰め掛けた今年の干支の「亥(い)年」生まれの年男、年女19人に記念品が贈られた。
今年の亥年生まれの最高齢は安里昌一さん(北中城村出身、95歳)で、今も元気に好きなゲートボールに興じているという。
最後はカチャーシーで締めくくられたが、カチャーシーを踊ったことのない、3、4世の人たちはフォークローレとカチャーシーをミックスしたチャンプルー・カチャーシーで会場を沸かせた。
(赤嶺光弘通信員)