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【読谷】平和への願いを込めてサーチライトを空へ照らし出す「平和の光の柱トライアングル」が、沖縄戦で米軍が沖縄本島に上陸した日の1日、上陸地点となった読谷村で開かれ、午後8時の時報とともに3本の光の柱が空に立ち上がった。
訪れた家族連れなど200人が空を見上げ、平和への願いを光に託した。石嶺伝実読谷村長は「これからも平和を祈念し、努力しなければいけないと気持ちを新たにした」と話した。
平和メッセージを読んだ喜名小の照屋沙稀さん(8)は「きれい」と空を見上げた。沙稀さんの曽祖母・山内カメさん(95)は「とてもうれしい。戦争は本当に駄目。孫たちに戦争をさせないでとお願いしたい」と話した。友人5人で訪れた安田朱伽(しゅか)さん(16)は「3本の光が一つに交わっているところがいい」と話した。
この事業は座間味村、読谷村、糸満市3市村合同の取り組み。6月22日に糸満市でも実施する。