住民、開通楽しみに 伊良部大橋で架設作業


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大きな船が通る部分に橋を架ける作業が行われた伊良部大橋=16日午後4時30分すぎ、伊良部島の牧山展望台から撮影(花城太撮影)

 【宮古島】宮古島と伊良部島をつなぐ伊良部大橋で、大きな船が通る部分に橋を架ける作業が16日、行われた。近くには多くの見物客が訪れ、作業の様子を見守った。伊良部大橋は2015年2月に開通予定。

 伊良部大橋建設事務所によると、同橋は全長約3540メートルで、県内最長。無料で通行できる橋としては国内最長になる。工事では長さ140メートル、幅16・1メートル、重さ約1600トンもある大きな箱桁が高さ140メートルの大型クレーン船につられ設置された。
 様子を見ていた下地康広さん(38)は「もう一生見られないかもしれない貴重な場面だ。早く開通してほしい」と期待した。