カツオのぼり62匹悠々と 本部・渡久地港


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子どもたちが見上げる中、悠々と泳ぐカツオのぼり=27日、本部町渡久地港プロムナード

 【本部】子どもの日を前に本部町渡久地港プロムナードで27日、恒例のカツオのぼりが掲揚された。12回目となる今回は最も多い62匹がプロムナード沿いと渡久地港をまたぐように掲げられている。5月4、5の両日は同会場で第1回カツオのぼりまつりも開かれる。

 掲揚式には町内の子どもや商工会の関係者、高良文雄町長ら約100人が参加。子どもたちの手で大空に高々とカツオのぼりが泳いだ。
 カツオ漁が盛んな本部町では3月からが旬で5月が最もおいしい時期という。掲揚式ではカツオの刺し身やたたき、ハラコ(内臓)の天ぷらなどカツオ尽くしの料理が振る舞われた。
 企画した町商工会青年部OB会の外間英治会長は「今回から会場も変えてカツオ、夕日、港の風景がいっぺんに楽しめる」と話した。
 まつりは両日とも午前9~午後9時。カツオ料理の即売のほか、子どもたちの舞台やコンサート、4日午後2時からは先着100人に無料で刺し身が提供される。