社会

落雷 ビル壁崩れる 浦添、中城で2800戸停電

 沖縄地方は15日、梅雨前線の影響により、各地で大雨や落雷が発生した。午後8時20分ごろ、那覇市松尾にある5階建てビル屋上に落雷が直撃し、擁壁の一部が崩れ落ちた。

また同市首里寒川町の会社駐車場に隣接する崖の一部が崩れ、コンクリートと土砂の一部が駐車場に流れ込んだ。県警によると、16日午前0時現在、けが人は確認されていない。
 沖縄電力によると、浦添市内で最大2500戸が停電した。午後8時23分までに復旧した。中城村では300戸が停電したが、午後10時52分までに復旧した。県警によると、落雷などの影響で、少なくとも那覇市や浦添市などで計6カ所の信号機が一時停止した。また、一部で道路冠水が確認された。
 沖縄気象台によると、沖縄本島北西の東シナ海海上に梅雨前線が延び、そこに南から湿った風が吹き込んだことにで雷を生む積乱雲が発達しやすい状況だったという。浦添市勢理客の勢理客交差点では午後7時45分ごろから約45分間、信号機が停止した。


激しく光る稲妻。那覇市長田から牧志方面を望む=15日、午後7時42分(沖縄県写真協会事務局長・吉直新一郎さん撮影)

落雷で崩れ落ちた擁壁の一部=15日午後11時ごろ、那覇市松尾