「ギネス載るほど長生きして」 米須とみさん101歳祝う


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<101歳>孫やひ孫らに囲まれ、誕生日ケーキのろうそくの火を吹き消す米須とみさん=2日、那覇市おもろまちのザ・ナハテラス

 1912年(明治45年)6月3日生まれの米須(よねす)とみさん(那覇市出身)。きょうで101歳を迎える米須さんを祝おうと2日、那覇市のザ・ナハテラスに子や孫、ひ孫ら親族約30人が集まり、誕生会を開いた。

88歳の時から毎年、米須さんが誕生日を迎える時には親族が集まり、誕生会を開いており、本土にいる米須さんの娘たちも、沖縄に帰ってくるという。
 車いすにも乗らず、身の回りのことは自分でこなす米須さん。「長生きし過ぎると周りに迷惑」と笑うが、ひ孫の長嶺昇矢君(9)は「いつまでも元気なひいおばあちゃんは、スーパーばあちゃんだ。ギネスブックに載るほど長生きしてほしい」と長寿を喜ぶ。
 花が好きだという米須さんに、親族全員がバラを1輪ずつ手渡すサプライズプレゼントも。米須さんは「(ひ孫などが生まれて)祝ってくれる人が年々増えている。毎年みんなが集まってくれてうれしい」と照れながらも笑顔で話した。