5日は二十四節気の一つ「芒種(ぼうしゅ)」で、稲や麦など穂のある穀物の種をまくころとされる。小満(しょうまん)からこの日まで梅雨の時期に当たり、沖縄では「小満芒種(スーマンボースー)」ともいう。
梅雨前線の影響で小雨が降った4日、宜野湾市大山のターンム(田芋)畑では農家の又吉信義さん(70)が雑草取りに精を出していた。「小満芒種はターンムにとって一番成長が大きい時期だね」と雨の滴がたまるターンムの葉を見詰めながら話した。
沖縄気象台によると5日は前線の動きが活発になり、本島は昼から夕方にかけて雷を伴う激しい雨が降る見込み。