「海水浴楽しみ」 児童生徒179人宮城から来県


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宮城県から沖縄に到着した児童生徒たち=24日、那覇空港

 沖縄の子どもたちと交流し、文化の違いを学ぼうと「沖縄遊・YOU塾」(企画・宮城テレビ放送、名鉄観光サービス)の一行が24日、来県した。

東日本大震災の被災地・宮城県の小学3年生から中学2年生まで計179人が参加。同日は首里城を見学した後、「若狭ちむどんどん太鼓」と「波上宮獅子舞保存会」の演舞を観賞し、出演した子ども達と交流を深めた。
 4泊5日の日程で、28日まで滞在する。渡嘉敷島でカヌーや海水浴をし、美ら海水族館やひめゆりの塔を見学する。
 庄子公基君(12)=仙台市=は「渡嘉敷島での海水浴が楽しみ」とにっこり。中原瑞希さん(11)=角田市=は「美ら海水族館でジンベエザメを見たい」と話した。名鉄観光サービス本社市場開発部の後藤敏幸部長は「東日本大震災後、宮城県内の海水浴場は再開に時間がかかっている。子どもたちに沖縄のきれいな海を楽しんでほしい」と目を細めた。