【アルゼンチン】沖縄祭り盛大に 花火上げ、花添える


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アルゼンチン人も飛び入り参加し、観衆総出で楽しんだ盆踊り=1月27日、アルゼンチン・うるま園

 在亜沖縄県人連合会(米須清文会長)の第4回沖縄祭りが1月27日、ブエノスアイレス西南の「うるま園」で、2000人余が出席し、盛大に開催された。
 沖縄祭りは沖縄の芸術文化を披露する場となっている。まずは太鼓から始まり、空手、エイサー、そして綱引きと続き、最後に参加者総出の盆踊りとカチャーシーと、盛りだくさんのウチナー文化が展開された。
 同祭りは、沖縄連合会の各傘下団体の協力で行われた。県人以外に、ブエノスアイレス近郊の日系団体、日系文化に興味をもっているアルゼンチン人らが詰めかけ、祭りの雰囲気を高めた。
 踊り場の周囲には出店がずらりと立ち並び、焼き鳥、まんじゅう、そば、おもちゃ、日本野菜などが販売されていた。
 特に今回は、今帰仁村出身でアルゼンチンでゴルフ場を経営する山城広美沖縄ゴルフ場社長の寄付で、花火が打ち上げられた。観衆を喜ばせ、祭り気分をさらに高めた。祭りが終わったのは午前を過ぎていた。
 (新垣善太郎通信員)