エイサーファン一堂に 来月5、6日世界大会開催


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
世界エイサー大会2013への多くの来場を呼び掛ける実行委員会の平田大一会長(前列中央)、世界エイサー大使の宮沢和史さん(同左)、審査委員長の宮里友三さん(同右)ら=4日、南風原町の県公文書館

 国内外のエイサー団体やファンが一堂に会する「世界エイサー大会2013」が10月5、6の両日、浦添市の国立劇場おきなわで開かれる。同大会実行委員会(会長・平田大一県文化振興会理事長)は4日、南風原町の沖縄公文書館で会見を開き、多くの来場を呼び掛けた。

大会では「これぞエイサーテイメント」と銘打ち、国内外延べ30団体が参加するコンテスト、エイサー講座やシンポジウムなどを行う。
 沖縄とは20年来の関わりがあり、昨年から世界エイサー大使を務める音楽家の宮沢和史さんは「守られてきた伝統と、挑戦と冒険にあふれる創作の両方があるエイサーは素晴らしい。太鼓と人々の掛け声さえあれば言葉はいらない」と思いを語った。
 コンテストでは、花道を使った入場演舞やソロ演舞なども取り入れる。平田会長は「進化し続けるエイサーの新しい伝統をつくる」と意気込んだ。
 グランプリ部門の予選が10月5日、キッズ・ジュニア部門とグランプリ部門の本選が翌6日に開かれる。エイサー講座は両日、シンポは6日。入場券は全席指定で1500円。県内のコンビニなどで9月5日から発売する。問い合わせは事務局(電話)098(888)3888まで。